【今日のコラム】2025年5月27日（火）

AIと弁護士業務
最近、私たちの事務所でも「チャットGPT」を試験的に使い始めています。業務効率化のヒントを得るため、AI技術をどのように弁護士業務に取り入れられるか模索中です。

弁護士業務はAIによって間違いなく変わっていきます。すでに、契約書の作成ではAIが契約書案を自動で生成してくれるので、これまでの作業時間を大幅に短縮できます。また、裁判例のリサーチについても、AIが必要な情報を短時間で整理して提示してくれるため、非常に便利です。

しかし、実際の裁判でAIがどの程度役に立つのかは、まだ未知数です。法律実務には、文脈の理解や当事者の感情といった「人間ならではの判断」が必要な場面が少なからずあります。AIの限界を見極めながら、これからの弁護士業務を変えていく必要があると感じています。

これからも、私たちの事務所では、より良いリーガルサービスを提供できるよう努めてまいります。